数か月前、ひょんな事からタロットの世界に足を踏み入れました。
まだその入り口に立ったばかりです。
「タロットと仲良くなってね」と言われますが、入学式後に初顔合わせしたクラスメートみたいなぎこちなさで、カードに「よろしくお願いします(敬語)」と言ってシャッフルしてます。
毎晩寝る前に、
「明日一日を気持ち良く過ごすには、何を心掛けたら良いでしょうか?(敬語)」
と唱えて一枚引きます。
そのカードの意味や解説をこの本で読んで、かなり自分に都合よく解釈して、翌日のキーワードにしているのですが、これがなかなかイイ感じにはたらくので侮れないのです。
どうイイ感じなのか。
例えば何か迷った時の選択の指針になったり、やろうと思っている事の後押しになったり、上手く言えませんが『その日の自分をきちんと整える感じ』とでも申しましょうか。
きちんと整えて過ごした日は、小さな充足感があちこちにあり、ちょっと自分を褒めてあげられる気がします。
この本のあとがきで、「みんな、もっと簡単に幸せになろうよ!」と著者のかげした真由子さんが書かれていますけど、そんな日はまさしく、簡単にお手軽に幸福度が上がった日になる。
そういう日々を積み上げていくと、これもかげしたさんの仰るところの『運命のその先へ』、予想外の未来へ行かれるのかもな…というか、行きたいなと思います。
まずはこの本を媒体に、カードともっと仲良くならないとですが。
敬語が取れる日は来るだろうか(笑)
ちなみにこの本、「はじめての」というタイトル通り入門書でもありますが、どんな時も使える教科書でもあり、カードの意味や物語を知る読み物としてもフツーに面白いのです。