良くも悪くも病で世界が変わりました(悪い方)
ではこの間の↓↓↓
続きを。
続きというか、本日のタイトル通り、私は乳癌になって良くも悪くも自分の世界観が全く変わりました。
まずは悪い方。
イヤなことは先に済ませましょう(笑)
診察・診断・検査、身体に関してのこれらの事が、怖くて怖くて仕方ない。冗談抜きで、例えただの健康診断でも体がガタガタ震えます。
ちょっとどこかが痛いとか調子悪いとか(←冷静に考えれば食べ過ぎとか、慣れぬ動きをして筋肉痛とかですよ・笑)、もうこれはまた何かの病気なんじゃないか?!って血の気が引く。
恐らく「癌じゃない」と断言されてから一転、「癌でした」というアレが一種のトラウマになっているのだと思われる。頭真っ白ってこういう事なのね……ってほどの衝撃でしたので。
今でも年に一度の乳癌検診は当然ありますが、これも割と本気で歯の根が合わないくらいガタガタして超絶緊張して、終わった後は物凄いグッタリで疲労困憊 or 解放感というよりヤケクソな感覚に近い感じで何かを衝動買い、みたいになります。めっちゃストレスかかってるんだろうな…。
更に他の癌検診とかになると、もうダメ。
極端に言えば「もう死んだ方がマシ」レベルで嫌だと思ってしまう。ストレスかかりすぎて、それで病気になりそうなくらい嫌です。ていうか実際、少々うつ病になりかけた。
本末転倒ってこういう事ですよな(笑)
またこれがストレスに輪をかけるような、感じ悪いお医者さんとか乱暴なお医者さんもいたりするんですよねー…
なので、大きな声では言えませんが。
最近決めたんですけども、乳癌以外の癌検診受けるのやめました。ハハハハハ。
いや、以前に病院勤めの知人…というか人生の大先輩が仰っていたのです。
「病気になったら、その時はその時。検診受けてヘタに病気が見付かって、その後、もしかして苦痛を伴う治療しながら怖がって毎日生きるより、それまで何も知らずに楽しく生きてる方がいい。だから私は、職場は病院だけど検診受けないよ」って。
それもそうだなーと思ってしまったんですよね私。
実は母親をそんな感じで亡くしているもので。
当たり前といえば当たり前なのですが、母の病気が発覚して以来、本人はもちろん家族も毎日鬱々として過ごしたという実体験でもあります。
それに、年に一度検診してその時は何もなくても、終わった瞬間から一年後の心配とストレスが始まっちゃうんだから、じゃあもうやめちゃうかと。
人間だれしも絶対ぜーーーったい、いつかは死ぬんだしさ(極論)
ただ、あくまでもこれはトラウマのある私自身の事で、フツーに考えれば当然ちゃんと検診は受けた方が良いと思いますよ。
早期発見・早期治療は大事です。
私の乳癌だってそうだったんだし。それで今も生きてるんだし。
もしこのトラウマと対検診への恐怖を乗り越えられたら(あと、良いお医者さんに巡り合えたら)(それから胃カメラとか内視鏡とかの苦痛系がもっと簡単お手軽にできるようになったら)私もまた検診します。多分。
以上が、病気になって悪い方の意味での気付きがあったこと。
でも良い意味での気付きも本当に沢山ありましたので、次回はそっちを書きたいなと思います。
こうして書いてても色々思い出してイヤな気分になるもん…。
良い事はもっともっと沢山書こう!!(長くなりそう・笑)
イヤな気分のまま終わるのも何なので。
さっき引いた本日の一枚も載せておきましょうかね。
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【ソード キング】(逆)
『自分にも他人にも、あんまり厳しくしないでね』
本日は長々いろいろ書きましたので、アッサリめにひと言だけ。
今日一日のキーワードとして、頭の片隅にでも留めておいて頂ければと思います。
週の初めは少しのんびりスタートで、気持ち優しく参りましょう☆彡