6月19日・人は一人では生きられない
こんにちは。
本日も風が強くてちょっと肌寒い北の大地です。
ねえ、知ってた?札幌って(もしかしたら札幌以外の北の大地も)ほぼ毎日風が強いんですよ。風速5mは最早日常。本日のような風速8mもザラ。
私は知らなかったよ。ここがこんなに風の強い所だとは。思わず先日ウィンドブレーカーを買ってしまうくらいに、日々ビュービューです。
北の大地在住の方、これが年間デフォルトなのかを教えてほしい…!
ところで、タロットだの漢方だの引っ越しだのと、ここに書こうかなと思っている事がいくつかあっていつも迷うのですが、先日のタロット講座でカード2枚を使って占う『行動指針 YES・NO 判断』というものを習いました。
YES・・・取り入れた方が良い行動
NO・・・やめておいた方が良い行動
で、私は『今日のブログは何を書いたらいいかな?』と問いを立てましたところ、以下の結果に。
●YES
(Card images are © Copyright U.S. Games Systems, Inc.)
●NO
(Card images are © Copyright U.S. Games Systems, Inc.)
YESは【女帝】、NOは【カップ7】となりましたので、
愛のある内容がいいんじゃない?でもあんまりフワフワしたような現実離れした話はやめておいた方がいいと思う。
というマイタロット君のお答え。ふむふむ。
では更にテーマを絞り込むための1枚を!と引いたところ、こちらが出ました。
(Card images are © Copyright U.S. Games Systems, Inc.)
【ワンド 10】
見るからに結構難儀な感じですよね。「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」そのままな感じよな。by徳川家康
ワンド(こん棒)は情熱や理想などを表しますが、それを一人でたくさん抱えて、遠くの町まで運ぼうとしているんだから、そりゃ難儀でありましょう。
頑張ればそれだけの成果もあるのでしょうが、大変な時は一人で抱え込まず、時には誰かに頼ったりお願いしたりする事も大事よ。
逆にこういう人がいたら、手を貸したり微力でも力になれる人間になりたいな。愛だ、愛。by釜爺
というわけで、本日書きたい内容が決まりました。
以前博物館で見た展示のお話です。
それは縄文時代の生活を紹介する企画展で、その中の1つに埋葬された縄文人の人骨もあったのですが、それがとても不思議なというか不自然なというか、上半身はしっかりした大人の骨格、下半身は小さく細く子供のような骨格でした。
恐らく幼い頃に何らかの病気か怪我などのため、下半身だけは成長できなかった。そして恐らくその骨の状態からするに、一人では歩けなかったであろうというもの。
一人では歩けなかった。でもしっかり成長して大人になった。
これは周りの人たちがその人を助けて支えていた、という事。
当然、今みたいにスーパーもコンビニもありませんし、食糧は自分たちで調達しなければならない時代、歩けなかったら即飢え死に確定なところを、大きくしっかりした骨が今も残るほどまでに生きていて、亡くなっても大切にきちんと埋葬されていた。
家族またはムラ全体で、障害を持つその人を見捨てる事なく、面倒を見ていた事が分かります。
愛だなぁ。by釜爺
この展示を見た時は、じんわりと感動いたしました。
縄文時代も長いですが、どんなに最短で見積もっても今から3000年以上前です。
そんな昔から、人は互いに支え合って生きてきたんだよね。by金八先生
人間という動物は、そもそも共同体で生きていく生き物です。
家康公のお言葉もごもっともですが、彼もたった一人で江戸幕府作って将軍やってたわけじゃないですし(笑)家族や仲間や家臣たちの間で生きて『神君家康公』になったのだと思います。
現代は色々な生き方や共同体の形があるけれど、それでも人は人の間にあって人だと思うので、アナタも私も互いに支え合い、辛かったり苦しかったりした時は、あまり一人で抱え込まず誰かに頼ったり助けを求めたりしましょうね☆彡
ちなみに、この博物館で私は臨職として暫く働いておりまして、裏側ならではのネタもいくつかあるので、またそのうちに記事にしたいと思っております。
請わないでご期待!(笑)