昨日で最終日だったので、駆け込みで行って参りました。
開催前から知ってたくせに、まだ大丈夫、まだやってるから……で案の定、最後に慌てて行くっていうね…。
どうしてこう、ケツに火がつかないと動けないんだろうかアタイは。
北海道って縄文とっても盛んだったのね!!というのが一番の感想です。
我が故郷・信州も『縄文のビーナス・仮面の女神』(写真ポスター:小さい土偶の右上と左ね)や黒曜石など有名なものもあり、わりと盛んだと思っておりましたが。
さすが北海道はスケール違うわ。
盛んなんてものじゃなく、本州が弥生になっても縄文が続いていて(続縄文)それがアイヌ文化にも繋がっていくというのだから、ちょっと感動してしまった。
ついでに、黒曜石の大きさも手のひら以上サイズで桁違いでしたわよ…。
つくづく、北海道はでっかいどう(笑)
皆さんは『縄文』て聞くと、どんなイメージなのかしらね?
私が小さい頃は、定住=弥生時代からで、その前までは狩猟生活で定住していなかったという話だったと思うのだけども、今ではすっかり『狩猟だけど定住』という世界でも割と稀有なスタイルで生活していた事が分かっているのな。
それは自然と共生しながら循環して生きていく、今どき理想の『持続可能な社会』そのものだというパネルの言葉が、なかなかに印象的でありました。
改めて発掘品とか見てみると、器用だしセンスあるしエネルギーも勢いもある。それにまだまだ謎も多いです。
上のポスターの一番でっかい土偶だって中が空洞なのよ。どうやって作ったの?
ひも状にした粘土を積み上げて作るという話もありますが、それでこんなにきれいに器用にできるものなのだろうか??
火焔式土器の勢いとか芸術性とかすごくない?
もうあの時代に漆を使ってたんよ。朱塗りの櫛とか食器とかあるのよ。
当然、言葉もあったんだろうなー。どんな言葉なのかなー気になるなー。
私そこまで縄文にゾッコンではないですが、何か惹き付けられるものがありますわ。
閉館ギリギリまでいて外に出たら、お空がとても美しかった。
今度、国内に2か所しかないという謎多き続縄文期の岩壁の彫刻「余市・フゴッペ洞窟」と「小樽・手宮洞窟」に行ってみようと思います!
愛ある縄文時代のお話はコチラ。
縄文のこどもに名前を付けた話はコチラ。